利益率改善の第一歩は仕入れ見直しから
こだわりの食材、メインとなる食材、
こういうものは必死になって仕入れを検討し、質と価格を日々チェックするものですね。
しかし、割り箸、醤油差し、持ち帰り容器、メニュー表、ユニホームなど
店舗運営に欠かせないモノなのに注視されていない副資材が多いものです。
以前に担当させていただいたお店では
割り箸を100円ショップで購入されていました。
「100円だから」と在庫管理がされておらず保管場所も適当になっていて
調理場の棚、バックオフィスの引き出し、食器棚の一角などなど、
店内のいろんな所に割り箸のストックが乱雑に放置されていたようです。
店内で割り箸が足りないと誰かが言い出すと
アルバイトの誰かが100円ショップにお遣いに出かけるわけです。
このお店では割り箸の買い出しに約15分かかっていたそうで
時給900円のアルバイトが225円かけて100円の割り箸を買い出しに行ってしまうわけです。
店長さんはこんな小さな金額と思われるかもしれませんが、
経営者はこの小さな額を見逃すべきではありません。
店舗のスタッフは
アルバイトであれ正社員であれ、お客様へ価値を提供することが使命であり
その為の資材などの準備は本部がマネージメントしておくのが理想ですよね。
顧客満足を高める仕入れとは
100円ショップで割り箸を調達されていたお店には
本部での割り箸一括購入と店舗への割り箸直送をご提案しご採用いただきました。
割り箸の袋に簡単なロゴも印刷し
着席時にお箸を出すという工夫するだけで客単価も変化し始めています。
雑然としていた店舗内の保管棚の整理も自然と行われ
店舗内を清潔に保つことにつながっているようです。
別のお客様には熱が逃げにくい食器をご提案し
お料理が冷めにくくしたことで、
おいしく召し上げっていただける時間が長くなったという顧客満足に繋がっています。
飲食業向けにご提案したい企業様からの情報を募集しております
メインとなる仕入れ以外にも
少し目を向けると思いがけない発見がありますね。
店舗運営の改善に役立つ製品やサービスをお持ちの企業様からのご提案もお待ちしております。
私どものお客様へご提案させていただきたいと思います。